日時: 2011年6月26日
場所: 世田谷河川敷グラウンド
相手: フェニックス
メンバー: 17名
結果: ペンギン 1T-6T フェニックス
概要: ここ数日に比べると気温は低いものの、異様に湿度が高く汗ばむ中での試合となりました。対戦相手のフェニックスは単独ではなく東京外人(?)との混成チーム。「あなたW杯にでてませんでしたか?」と聞きたくなるようなどでかい相手、しかも先方は人材豊富で前後半ほぼ入れ替え、と厳しい条件での試合となりました。外国人選手によく見られる特徴ですが、「でかい」「強い」「手が長い」。一旦スピードにのるとその体格を生かして突進し、コンタクトのあとは長いリーチを使ってパスを繋いできます。ディフェンスでもタックルでペンギンメンバーを倒すだけではなく、すぐに手を伸ばしてボールを奪いに来る、と慣れない相手に戸惑いながらも、要所要所を低いタックルで止めて一進一退の攻防が続き、前半は1T-3Tのビハインドで終えました。後半は開始当初からペンギンの優位が続き、敵陣22mへの侵入を繰り返すもなかなかトライに繋がらない。FWの縦突破、BK展開とも着実に相手に止められ、なかなか最後の一線を越えられず、もたつく間に相手のキープレーヤーに逆襲され、その後はトライを重ねられました。前半素晴らしかったタックルも後半は力尽き、相手を止められずに連続攻撃を許してしまいました。
<良かったところ>
相手が荒いプレーを連発したため、大雑把な試合となってしまいましたが、先週に引き続きタックルが良かったと思います。
でかい相手を着実に低く止めていました。後半まで継続できれば良かったのですが・・・
<悪かったところ>
・得点力不足: 総会でも話題に出たとおり、得点力不足は深刻ですね。ペンギンのスタイルである縦の連続攻撃を継続できず、BKがあまる状態に持って行けないことが一番の原因かと思います。「少ない人数で」「BK有利になるまで何度でも」縦突破を継続できるようになりましょう。
<MVP>
私の独断と偏見で時々選ぶMVP、今回は初の前後半フル参戦となった星野さんに差し上げます。
左ウィングでの参戦でしたが、何度かボールが渡ると迷うことなく縦突破を仕掛けていました。
ペンギンの目指す「前へ」を最も実践されていたと思います。
引き続きのご活躍を期待しております。
<所感>
・ラフプレーの目立つ荒い相手でしたが、みなさん最後まで良く耐えました。時折罵声は上がるものの手を出すことはなく、最後までプレーで返しました。怒鳴っている間にもボールは動いていきます。不満があってもぐっとこらえ、ボールを追いかけましょう。
・開始当初に目の付近から出血し、試合後はお岩さん状態。どうなることかと思いましたが、一晩寝た後は腫れもひきました。相変わらずお岩さん状態で目のまわりが紫ですが、傷も浅く回復は早そうです。ご心配おかけしました。
文責 坂東
昨日はお疲れ様でした。
返信削除久しぶりのCTBでの出場でしたが、試合開始直後にいきなり1CTBと2CTBの間をスパッときれいに抜かれてしまいました。普段のFBのディフェンスでは、ボールキャリアをライン際に走らせて体ごと外に押し出すタックルや、ボールを持ってトップスピードで正面から突っ込んでくる相手に1対1でタックルをするのですが(実はこの方がタックルに入りやすい)、CTBでは、内側に切れ込んでくる相手に対してのマークの受渡しや、ボールの動きに合わせた対面への間合いのつめ方について、いつも難しさを感じています。グランドが使える練習のときに組織的なディフェンスの必要性を感じました。
ですが、大きな外国人相手でもタックルがきれいにヒザ上に決まった時は意外と軽く、快感でした。
個人的な反省としては、マイボールを継続するラックの作り方がまだまだです。特に上半身に絡まれたときの当り方、ダウンボールの仕方、寝かた・・・もっと意識してやっていきたいです。
攻撃に関しては、最近の試合では、特にBKは個人の突破力に頼りすぎというか、組織的に攻めてられていないと感じています。縦突破でゲインラインを越えたあとにもう少しボールを繋げればトライチャンスも広がるとか思います。
後ろからの声をもっと出しましょう。後ろの声を聞いてボールをつなぎ、全員でトライを取りましょう。グランドでのBKの練習がなかなかできませんが、個々の意識で、もっと「つなぐ」ラグビーができると思います。