2015/11/30

2015年11月29日 vsサンメールズ 戦評

(1)日時: 2015年11月29日
(2)場所: 多摩川河川敷グランド
(3)試合結果
1本目: ペンギン 14 - 10 サンメールズ
2本目: ペンギン 10 - 12 サンメールズ
3本目: ペンギン 24 - 22 サンメールズ

(4)概要
足下はややぬかるみが残るものの、天候の良い中での試合となりました。ペンギンメンバーは数は十分に集まったものの、ポジションにやや偏りがあり、SO山本(貴)、CTB坂東・早野の布陣で試合に挑みました。
ゲームはお互いにポイントサイドの縦突破を止めきれず、ノーガードの打ち合いのような展開。それでもペンギンはバッキングが機能して(こちらのアタックはいつも通りミスで自滅して)互角の展開となりました。
最後まで均衡した戦いとなりましたが、終了直前にペンギンがトライを挙げ、劇的な逆転勝利を飾りました。

(5)所感
「攻めきれない」。毎度のことですが、トライパターンに入ったところで自滅を繰り返してしまいます。個人技などでラインを突破する機会はあるのですが、なかなかうまくつなげずにチャンスをつぶしてしまうことがあいかわらず多いです。
普段からトライパターンを意識した練習を取り入れる必要を感じました。

(6)今週のMOM
独断と偏見で選ぶ今週のMOM、今回は候補がたくさんいます。初のFBを確実に勤め上げた秋葉バイス、WTBで確実に相手を止め続けた斉藤さん、ルールがわからないままCTBをやらされたにもかかわらず、本能の赴くがままに激しいアタックとタックルを繰り返し、最後は足がつって退場というオチまでつけてくれた早野さん、と素晴らしいプレーばかりなのですが・・・、そんな中で今週のMOMは、逆転トライを決めた森田(宗)さんに差し上げます。
ゲーム後半、ノーサイドまで残りわずかとなったところで、ペンギンはポイントサイドを山本(貴)さんが突破し、ゴールライン直前まで持ち込みます。こぼれたボールを私が拾って突っ込むもラインに届かず、倒れざまに後ろに見えた濃紺ジャージにゴロでパス。ボールを拾った森田さん、華麗なダイビングトライを試みますが、ちょっと目測を誤った。思ったよりジャンプが伸びずにゴールライン手前で落下しそうになり、必死になって両手を伸ばすが、地面につけたと同時にボールはポロリと前へ。
その場にいた敵味方全員から疑惑のまなざしを浴びつつも、レフリーの判断はタッチジャッジと相談したのちに「トライ」。劇的な逆転勝利となりました。
みんなの胸に「無駄に飛ばない」「距離の目測は確実に」を刻みつけた素晴らしいプレーでした。


文責 坂東

2015/11/09

2015年11月8日 vsサンメールズ 戦評

日曜日の試合の報告です。
久しぶりの雨の試合でしたが、グランド状態も良く楽しめました。

(1)日時: 2015年11月8日
(2)場所: 多摩川河川敷グランド
(3)試合結果
1本目: ペンギン 0 - 24 サンメールズ
2本目: ペンギン 19 - 19 サンメールズ
3本目: ペンギン 19 - 43 サンメールズ

(4)概要
朝起きたら雨。「今日は中止かー」と思いつつ田辺さんからのメールをみると、「本日やります」。見間違いかと思って3回見直すも文字は変わらず、疑心暗鬼のままグランドへ。いつもの世田谷スクールの姿はなく、「やるの?」という顔をした両チームのメンバーが集まっていました。
悪天候にもかかわらず、両チームとも人数は十分、グランドコンディションが予想よりも良かったこともあり、白熱した好ゲームとなりました。
ゲームの主導権をとったのはサンメールズ。強力CTBと、ポイントサイド0番の突破を武器に、ペンギンのディフェンスラインは次々と突破されます。しかし中盤以降はペンギンのディフェンスが奮起し、助っ人の皆様の外展開から逆襲を重ねて、後半は同点で試合終了となりました。

(4)所感
毎回同じことを書いているような気がしますが、ペンギンはとにかく「攻めきれない」。せっかく突破してもその後のプレーに繋がらず、なかなかトライに繋がりません。不用意なパスからのミスが多かったので、「パスで繋ぐ」「あたってラックにする」の見極めが練習で必要かと思います。

(5)今週のMOM(Man of the Match。最近MVPとは言わないらしい)
すっかり忘れていた独断と偏見で選ぶ今週のMVP、今回からは今風にMOMと名前をかえての選定です。すっかりFWがなじんだ赤尾さん、華麗なる突破からゴール下に回り込むもタッチインゴールを超えてドロップアウトになってしまったリョウ君、と候補はたくさんいるのですが、素晴らしい縦攻撃で攻撃の起点となってくれた澤田さんに今週のMOMを差し上げます。
体は小さいものの、素晴らしいスピードで相手に突き刺さり、攻撃の起点となってくれました。怪我で途中退場となってしまったのが残念ですが、今後もよろしくお願いします。

(番外)先週のMOM
先週は世田谷、FKさんとの三つ巴戦だったのですが、MOMを書くのをすっかり忘れていました(現場で名前まで聞いていたのに・・・トシのせいではない・・・と思いたい・・・)。先週のMOM、早野さんに差し上げます。アメフト経験者でラグビーは初心者という早野さん、動きはぎこちないのですが、コンタクトを全く怖がりません。腰を低くしたお手本のようなコンタクトプレーをみると、ホントに初心者なのか?と思ってしまいます。試合中も素晴らしいアタックにバッキングと、力強く走り回ってくれました。攻撃の「核」として期待できる素晴らしいプレーヤーです。今後の活躍を期待しています。

文責 坂東

2015/11/02

2015年11月1日 vs世田谷クラブ、FKサンデーフィールズ 戦評

日曜日の試合の報告です。
「もったいない」試合でした。

(1)日時: 2015年11月1日
(2)場所: 多摩川河川敷グランド
(3)試合結果
1本目: ペンギン 5 - 7 FKサンデーフィールズ
2本目: 世田谷クラブ 38 - 7 FKサンデーフィールズ
3本目: 世田谷クラブ 17 - 7 ペンギン

(4)概要
11月に入り、やや涼しい中での試合となりました。試合相手はいつもの世田谷倶楽部にFKサンデーフィールズさんを交えた三つ巴。
ペンギンの初戦の相手はFKサンデーフィールズ。若い相手の素早い出足を止めきれず、開始直後にトライを奪われます。しかしこのトライで目が覚めたペンギンは確実なタックルで相手を止め、助っ人の皆様による着実な突破もあって1本取り替えして終了となりました。
2本目は対世田谷クラブ。アタックで突破する場面もしばしばありましたが、チャンスでミスが続き、なかなか攻めきれません。ディフェンスは相手の素早い連続攻撃を止めきれず、1本-3本でノーサイドとなりました。

(4)所感
「攻めきれない」、試合に参加した全員が感じたと思います。ディフェンスラインを突破できても、その後がうまく続かない。パスミス、ノッコンなどで流れを切ってしまうことがたくさんありました。この対策ですが、基本の動作である「パスをする」「パスをとる」から始める必要があると感じています。練習のタッチフットでもパスミスがたくさんありますが、同じことが試合で出てしまっています。皆様「心を込めたパス」を日頃の練習から心がけましょう。「指先の動きをフォロースルーまで意識しつつパスをする」これができればパスミスはぐっと減ります。

(5)事務連絡
来週はサンメールズとの試合となります。昨日のミーティングで話のあったとおり、皆様このメールを読んだらすぐに出欠を登録しましょう。グランド整備は12時頃開始、次週はFWが主担当ですが、お手すきのBKの皆様もサポートよろしくお願いします(昨日はFWのかたも手伝ってくださいました)。

文責 坂東