2016/02/23

2/21 vs川口ワンダラーズ 戦評

毎年ご招待頂いている川口ワンダラーズ戦の報告です。
前日の雨にも負けず、接戦となりました。

(1)日時: 2016年2月21日
(2)場所: 川口市荒川運動公園
(3)試合結果
1本目: ペンギン 10 -  5 川口ワンダラーズ
2本目: ペンギン 14 - 19 川口ワンダラーズ
3本目: ペンギン 24 - 24 川口ワンダラーズ

(4)概要
前日夜半まで及んだ大雨のため、グランドは当初池のようだったそうですが、川口ワンダラーズの皆様の賢明な水かきにより、我々が到着した頃にはグランド端の20×40mほどを除いてすっかり水は抜けていました。
スクラムを組むのは難しいものの、それなりに引っかかりのあるグランドで、予想よりもかなり良いグランドコンディションでの試合となりました。
試合の展開はBKの個人技と風上を利したキックで突破をはかるペンギンに対し、体格に勝るワンダラーズはフィジカルの強さを生かして縦突破を繰り返します。
双方ぬかるんだグランドでミスの多い展開となりましたが、最後まで一進一退の攻防が続きました。
後半になってペンギンがリードを広げたものの、ノーサイド直前に反撃の同点トライを食らってノーサイドとなりました。

(5)所感
ワンダラーズさんにご招待頂くようになってもう何年になるか、今年もアフターマッチを含めていろいろとお世話になりました。毎年頂く記念品が密かに楽しみだったりします。
試合は残念ながら最後に追いつかれて同点となってしまいましたが、毎年接戦の好ゲームとなるペンギンにとっては素晴らしい相手です。来年以降も交流できると良いですね。
ワンダラーズさんの持ち味は「個人のフィジカルの強さ」。タックル後のジャッカル、あたった後のボディコントロールなど、力強い動きが印象的でした。
「うまい」プレーはペンギンも見習いましょう。

(6)今週のMOM
SOの非情なキックを追走して、水たまりに何度もダイブを敢行し、力強い動きで3トライを挙げた助っ人ダニエル(オールフランス)にあげたいところですが・・・。
今週のMOMは、早朝から延々とグランドに溜まった水をくみ出して頂いた川口ワンダラーズの皆様に差し上げます。
池の深さは足首以上、そんな中で、朝から長靴を履いて(タッチジャッジも長靴履いてました・・・)グランド整備をして頂きました。
おかげさまで今年も楽しく試合をさせて頂きました。

文責 坂東


今年も記念品をいただきました。




2016/02/08

2/7 練習メモ

2/7の練習メモです。
寒かったですがたくさんの人数が集まり、熱い練習となりました。

(1)日時 2/7(日) 10:00-12:00
(2)場所 多摩川土手野毛二丁目バス停付近
(3)参加者 約17名
(4)練習内容
・タッチフット
・キックダッシュ
・1対1タックル
・3対2*1
・防御陣形練習*2
・タッチフット

(5)特記事項
*1:そばにいるプレーヤーで確実にラックを組んでボールキープする練習。
アタックはBK2+フランカー。
通常の2対1と同様に4名が腹ばいになって、番号によって2名ずつがアタック、ディフェンスへ(フランカー役はボール出るまで待機)
・コンタクトが起こった後、フランカーともう一人のBKでラックを組み、ボールキープ。

*2:連続攻撃を受けてずるずると後ろに下がる中で、ディフェンスラインを整備する練習
アタックはBK5名、ディフェンスはFW8名程度(全員参加)。
アタックはSOもしくは1CTBが縦突破してすぐにダウンボール。
SHが持ち出して数m前進してからパスアウト。
アタック側は前進と縦突破を繰り返し、ディフェンス側はそれに合わせて後退しつつ0番、1番を中心にディフェンス位置につくことを意識。

(6)所感
先週のオールフランスでできなかったことを課題として練習しました。
皆さん「練習だとできる」。実戦により近い形を練習で再現するのはなかなか難しいです。

見学の方が来て下さいました。
未経験の52才とのことですが、普段走っておられるのと、子供さんがかつてスクールにおられたとのことで、タッチフットではなかなかの動きを見せておられました。
ペンギンは50歳台がばりばりの現役を張れる数少ないチームです。是非一緒にやりましょう。

文責 坂東

2016/02/01

1月31日 vsオールフランス 戦評

オールフランス戦の報告です。
予想より天候良く、楽しめました。

(1)日時: 2016年1月31日
(2)場所: 多摩川河川敷グランド
(3)試合結果
1本目: ペンギン 14 - 12 オールフランス
2本目: ペンギン 10 - 31 オールフランス
3本目: ペンギン 24 - 43 オールフランス

(4)概要
週末の雪予想が外れて、ややぬかるみはあるものの試合には十分なグランドコンディション。気温もそれほど寒くなく、良好な天候での試合となりました。
相手のオールフランスはリョウ君が参加しているチーム、いつも助っ人で来て頂いているあの人やこの人が相手ラインに並んでいます。そのほかにも当然のように体の大きい人たちが並び、威圧感を与えてきます。
試合はひたすら縦突破を繰り返すオールフランスに対し、ペンギンは必死のタックルで食い下がります。アタックでは大きくて重い相手の間隙を突いてトライを重ね、前半は互角の戦い。
しかし後半になると重い相手を止めきれずに突破を許してしまい、引き離されてノーサイドとなりました。

(5)所感
重い相手に体力を奪われたこともありますが、「攻撃の継続」ができなかったように思います。二人目のプレーヤーが遅くてターンオーバーされることや、せっかく二人目がついてもボールを通過してしまい、相手にピックされることが何度もありました。
「そばにいるプレーヤーでラックを作る」「フォロワーはボールを見ながらポイントに突っ込む」ことを意識しましょう。

(6)今週のMOM
独断と偏見で選ぶ今週のMOM、リョウ君の見事なちょん蹴りをインゴールで押さえ込んだ斉藤さんに差し上げたいところですが・・・。
今回は「ラグビーを楽しむ」ことを身をもって示してくれた、オールフランスの皆様に差し上げます。
試合中、試合後とも、オールフランスの皆様は本当に良く声を掛け合います。味方だけでなく、好プレーをしたペンギンメンバーにも声をかけてくれます。アフターマッチファンクションでも、見事なスピーチで盛り上げてくれました。
皆さん本国から遠い日本の地で、ラグビーを心から楽しまれている様子が印象に残りました。
我々はつい「ストイック」に走ってしまいがちですが、ペンギンの原点は「ラグビーを楽しむ」ことにあると思います。皆様楽しみながら勝利を目指しましょう。

文責 坂東